2018
4
Jan

小さなこだわりなんて捨てたほうがいい。

2002年ころ、僕は当時飛ぶ鳥を落とす勢いのヤフーに入社した。

 

当時の六本木ヒルズの中には、ヤフーだけではなく、楽天やライブドアなど、当時のトップIT企業が集結ししていて、六本木ヒルズで働く人間はヒルズ族と言わわれていた、そんな時代だった。

 

その頃は、僕も30になったかどうかくらいで、社会の仕組みもなんとなく理解して、働き方もわかってきて、根拠のない自信も持ち始めていたし、ヤフーで働いているということで、周りからもチヤホヤされていたのだと思う。

 

ビルのエレベーターでたまに見かけたホリエモンこと、堀江貴文さんは、当時のライブドアの社長。なんだかズングリムックリしていたし、何より、ライブドアという会社自体が、ポータルサイトとしてもイケてなくて、すごく胡散臭い存在としてしか感じてなかった。前述したように根拠のない自信だけがあったせいか、「何がすごいのか、よくわからない、実のない人」としか思ってなかった。

きっと、僕の中の当時の堀江貴文さんのイメージは、資本主義社会が生み出した投資家であり、金の亡者であり、ポリシーなんて一切感じない金儲け主義者、といったところだったのだろう。

だから、あの脱税事件があっても、その後復活して本を出しても、なんの興味も湧かなかったし、音楽業界のフットサル大会で彼が大会に参加していても、「なんでこの人がここにいるんだろう?」としか思えなかった。

 

でも、今日初めて彼の本を手にとって読んでみた。

 

タイトルは、「好きなことだけで生きていく」

 

ちょうど、今の自分に必要な内容のように感じられたからだ。

 

僕自身は、エンタメ企業で、大規模なシステムプロジェクトに関わりながら、その傍で、2016年より東洋経済オンラインやabemaTV、キングギアなどのウェブメディアで取材・執筆活動を続けてきた。スポーツビジネスやライブエンタメビジネスの経験をさらに確固たるものにし、次のステップに進むには、良いバランスで仕事ができていたように思われた。

 

だが、2017年の終わり頃には、そのバランスが少しづつ崩れてきたことを感じていた。どうしても取材・執筆活動に没頭する時間が長くなり、逆にライブエンタメ企業での仕事への熱意が薄れてきたのだ。
そして「好きなことだけで生きていく」を手にとった。

1年の測りは元旦にありというが、まさに2018年をどう過ごすか、まさに考えていたからだ。
1日で読みあげたが、やはり堀江貴文さんを好きじゃないのは変わらないけど、共感するところや、考え方になるほどと思えることがたくさんあった。

 

なんだか、今まで、必要以上に堀江貴文さんから学ぶことを避けてきたが、そんな小さなこだわりとか、毛嫌いなんて、なんの役にも立たない。それどころか、自分の成長すら阻害しているかもしれない。

 

 

そんなことに気づいた2018年の正月だった。