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2019年1月。Jリーガーの井筒陸也選手(当時J2徳島ヴォルティス)が突然、引退を表明した。

彼は契約延長のオファーを蹴って、ビジネスの世界に身を投じ、さらにアマチュア選手としてサッカーを継続する決断をした。

つまり、国内サッカー選手の最上位概念と見なされているJリーガーという肩書きを捨てたのだ。

僕はそんな決断をした彼にさらに興味を持った。サッカーで培ってきたことをどのように抽象化させているのか。そしてそれらの思考をビジネスの世界でどう活かそうとしているのかを聞いてみたかった。そして、ビジネスの世界に入ったばかりとはいえ、彼なら何かしらの感触を得ているだろうと予想してのことだった。

彼の思考の一端は、キングギアで公開された以下の記事を読んでいただければわかるだろう。

サッカー界が生んだ異端児・井筒陸也が証明するスポーツの価値(前編)

http://king-gear.com/articles/1041

サッカー界が生んだ異端児・井筒陸也が証明するスポーツの価値(後編)

http://king-gear.com/articles/1042

これまで筆者は、使い捨てライターのように扱われる選手たちを数多くみてきた。目の前の試合で勝利するために必要な選手だけが評価される世界で、多くの人間が、人格を否定されドロップアウトしていった。

だが、スポーツの価値はそんな小さなものではない。組織の中で生き抜いてきた者の生存戦略は、そのまま別の社会でも使えるライフスキルだ。

それを証明しようとする井筒陸也の決断は、スポーツの未来への希望の光だ。彼のような人間がいることを一人でも多くの人に伝えることも、我々メディア側にいる人間に託された役割だと信じたい。

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